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イギリス旅行記 ⑧”Yorkの名物ティールームBettys”

いよいよ旅の終盤です。

ここまでの記事は↓より〜

ヨークの街を散策して、おめあてのbettys tearoomへと向かいました。

日本でもとっても有名なtearoom ベティーズの創業は1919年。なんと今年で100年!

スイスの菓子職人、フレデリックさんが創業されました。

なんでもフレデリックさんはスイスからイギリスへ渡って、南イングランドの方へ向かうはずがなぜか間違えて反対の北側、ヨークシャーの方へきてしまったそう。 そして美しいヨークシャー地方の風景が気に入ってこの土地にお店を開いたんだそうです。

とっても有名なお店ですがイギリス国内でもヨークシャー地方以外には店舗がなく、味わいたければやはりヨークシャーまで足を運ばなければいけません! 本店はハロゲート店。こちらはヨークの駅からさらに電車で30分ほどの場所です。

今回はヨークの街中にある2つの店舗に行きました。

ヨークの大きい方のお店。

いろいろな方から混むよ!と聞いておりましたので早めに到着したものの少し街歩きをしている間にお食事の列はみるみる長くなっていきました。

店内のディスプレイはクリスマス一色!

パッケージのデザインも美しく、たくさんの方がクリスマスのお菓子やプレゼントなど購入していて販売コーナーの方も常に人人〜〜!

どんどん混んできそうなのでとりあえず店内へ。

ヨークの街にあるもう一つの小さい方のお店でお茶することにしました。 小さいとはいえメニューも同じ(多分)だし、こじんまりした雰囲気が可愛いです。

やはり数組並んでいたので列に加わって待つこと数十分。 2階の店内ではワチャワチャとお茶やお食事を楽しむ方で賑わっていました。

下のショーケースにあったケーキたちもとっても魅力的だし、でも1限さんだから有名なアフタヌーンティーも捨てがたい〜。

あっ!そういえばまだクリームティー食べてないっ ということでクリームティーを選択。

まずは紅茶が運ばれてきました。シルバーのピカピカのティーセット💓

あれ?ポットが2つある。と思ったら1個は差し湯ようでした。一体何杯紅茶が入るのでしょう。

クリームティーもアフタヌーンティーと同じ3段トレイできたのでびっくり。

お上品ですね〜 

スコーンはあらかじめ横にスライスが入っています。

たっぷりのクロテッドクリーム!もりもりです。

注文した後もあ〜あっちも美味しそう、これも良いな〜…などと考えていたのですがこのクリームがとっても美味しくて、やっぱり味わっておいてよかったと思いました。

bettysのクロテッドクリームはRoddasだと聞いたような気がするのですが、日本で食べるそれとは味が違うように感じました。(違っていたらすみません😅)

実はクロテッドクリームが今まであんまり好きではなく、スコーンにはもっぱらバターをつけていただいていました。 日本のメーカーのもので初めて試した時も、日本でRoddasを食べた時もいまいち美味しさに開眼できなかったのです。

ですが今回いただいたものは濃厚でクリーミーで、乳のほのかな甘みがあって、、とにかくとても美味しかったです。そしてアイスクリームみたいにこんもりと盛ってあるのも嬉しいですね。

やはり新鮮さ?などが違うのでしょうか。これはぜひクロテッドクリームの名産地にも旅してみたい、と感じる美味しさでした。

イギリスに住んでいた方より、「スコーンはクロテッドクリームを乗せるためのお皿のようにして食べる」と聞いていたのでそのようにしていただきました。笑もちろんジャムも美味しかったです。

スコーン自体は甘さ控えめのシンプルな味わいだったのでクリームとジャムをつけて美味しくいただける感じでした♪

ただ、この美味しいクリームが味わえたことはよかったのですが、2つあるスコーンは両方フルーツスコーンで同じ味だったので、わざわざクリームティーで注文しなくても良いのではというのが個人的な感想です。

スコーン単品とファットラスカル(店内だと温めてバターを添えて提供してくれるよう)またはケーキとか組み合わせて注文した方が良いかな〜と思いました。次回へ向けての覚書。

ちなみに店内は旅行客っぽい人はアフタヌーンティーを、現地っぽい方はケーキや食事を注文している方が多い印象でした。

アフタヌーンティーはスコーンが1つにサンドイッチとオペラ、レモンケーキなどが乗っていたよう。とてもお上品な感じでしたよ♪

これはクリスマスのカタログ🎄

このカタログが欲しかったのでください!と頼もうかと思いましたが、後で大きい方の店舗行くからその時にきてみよう〜と思い後回しに。

ですが結局大きい方の店舗の販売スペースにはカタログがなく、ここでも、あぁやっぱり出会った時に買う、聞く、が重要だなと再確認しました。

気を取り直して、、 販売スペースは大きい店舗の方が品揃えが良さそうだったのでそちらでお買い物をすることにしました。有名なYorkshare curd tartに、

可愛いお菓子たち!真ん中のクリスマスプディング型のスポンジが可愛い〜その隣のスノーマンも可愛い〜〜とテンションが上がりますっ!!

しかもどれもお値段もあまり高くないです。

てっきりbettysは高いからあまり買えないだろうと思っていたので意外でした。ryeでもそうでしたが田舎の方が明らかに物価が安いんですね。というよりロンドンが高いのですね。

もう全部欲しいくらい。

ただ、圧巻の店内に判断能力が鈍ってしまい一体何を買って良いやらわからないという状況となりました😅笑

今思えばこのあたりのクリスマスケーキも買っておけばよかったかな〜とも思います。

ただ、これらを入れるだけの荷物の余裕もありませんでした…

紅茶もたくさん揃っており、こちらはフレーバーのシリーズ。

珍しくピラミッド型のティーバックでした。しかもひも付きの上品タイプ!イギリスの紅茶は麦茶パックみたいなものが大半でした。

購入したファットラスカルちゃんとお菓子。

お菓子は可愛い箱に入れてもらえました♪

ファットラスカルは歯が一本抜けてました笑

思っていたよりもソフトでパサっと感もなく中に入っているピールとカレンズがとても美味しかったです。目のチェリーも日本のドレインチェリーとは少し違うのかなという印象。

大きさはやはりかなり大きめでした!生地量だけで160gくらいあるのでは?という推測。

手のひら大の大きさでした。

店内で頼まなくてよかったかもしれません。 これで一気にお腹いっぱいになってしまいそうです。

ケーキの方は日本まで持ち帰ったので自宅で記念撮影♪ryeで£5で売っていたケーキスタンドとともに…

迷いに迷ってミンスパイ2種類とフォンダンファンシーを購入してきました。ヨークを最終日にもってきたのはお菓子を持ち帰りたいと思ったからです。

ミンスパイはスタンダードなタイプとうずまきタイプ。 メニューを何回見ても発音がよくわからず笑

もう一つアーモンドクリームが絞ってあるタイプのものもありました。

生地は少し甘みのあるショートクラスト生地にスパイスの効いたミンスミートが入っており、ミンスミートのペースト感?がほどよかったです。 ねちっとしているわけではないけどフルーツがポロポロしている感じもなく、、りんごの酸味もあってとっても美味しかったです!!

特にうずまきタイプがめちゃうまでした〜〜💓少しアーモンドパウダーが入っているのかな〜という食感のクッキー生地が上に乗っていました。絞り目が美しいですね💓

ミンスパイのセットも売っていたので買ってもよかったな〜

もう一つ感動したのがこちら、フォンダンファンシー!バタークリームとジャムが美しく層になっていて、周りはフォンダンで覆われているのでなかなかしっかりとした甘さです。

スーパーなどで売っているMr.Kipkingというメーカー(フレンチファンシー)が有名なようですが、bettysのものはなんとも上品で可愛らしい仕上がりです。

可愛くて、デコレーションのバリエーションが増やせそうなので私も帰国後この味を元に試作をしておりました。 12月、1月のイベントの時に早速登場してみましたが、お試しいただいた方々、いかがでしたか??

中身はだいたい決まってるんですが、フォンダンの仕上げ方に未だ迷いがあります。 まずフォンダンがけがなかなかbettysのように美しくいかないのと、全て覆ってしまうとほとんどフォンダンの味になってしまう気がしたためです。

ちょこちょこブラッシュアップしながら登場していくと思いますので見かけた際はぜひお試しください♪

さて、すっかり長くなってしまったイギリス旅行記ですがこちらの記事でほぼ終了です。

あとはプラス1〜2個イギリスでの戦利品などについてさらっとご紹介の予定です。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

それではまた…

Cookie artist 平井理紗

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